中村です。
いつまでも奄美大島編が続いてすみません。このブログ、私の備忘録も兼ねている都合上なるべく多くの工程を残しておきたいので。
3日目はそれまでの山歩きとはうって変わって海辺の干潟+マングローブを散策です。仕事のためとは言え、カニでも魚でも植物でも、何でも見たい気持ちでテンション上がりまくりでした(笑)
こんな感じの干潟とマングローブです!背後にはすぐに山があります。
足元に広がる細かい粒々の正体は・・・
こちらのミナミコメツキガニの仕業です。東京湾にいるコメツキガニと比べて体表が「つるん」とした質感で、SF映画に出てくるロボットのよう。あるいはカニではなくクモの仲間のような気がします。なお、体のブルーは冬になると色が濃くなるそうで、夏場はもっと黒っぽいとか。
この静止画では分かりにくいのですが、体全体をドリルのようにしてあっという間に砂に潜ります。観察時には既に食事は終わり、多くが穴の中に潜んでいました。
マングローブの近くのやや乾燥した干潟には白いイキモノがあちこちに・・・
なんだかわかりますか?
オキナワハクセンシオマネキです。オスは白く大きなはさみを左右どちらに持っています。
背中の模様は、個体によって違うようです。
こちらがお腹側。自分の穴が決まっているようで、その穴を指でふさぐとオロオロしていました。
こちらはよく分かりませんが、警戒心が強くなかなか近づけませんでした。ヒメシオマネキかな?と思うのですが、似た種類にヤエヤマシオマネキやリュウキュウシオマネキなどがいて、ネットをいくら見ても分かりませんでした。すみません・・・。詳しい方、ぜひ教えてくださいませ。
遠くの干潟には白くない方のクロサギがいました。奄美では白いのも普通にいると聞いていたので、ちょっと意外でした。
テンションがあがり、いつもより写真が多くなってしまったので、今日はこの位にします。(笑)