大磯 アオバト観察ツアー報告

(特派員Ｈさんの写真を追加しました)

(風の旅行社さんの開講記はこちら)

　中村です。

　昨日の日曜は、風の旅行社さんの日帰り講座「アオバトに会いに行く　大磯海岸」でした。

　前日の天気予報では、「午前中が曇り」で「午後は雨」でしたが、当日駅に着く頃は時折青空が見えるような天気に！担当さんと参加者の方を待つ間に駅の上空を眺めていると、ちらほらとアオバトの群れが飛んでいます！「これならＯＫ！」。安心しながら参加者の方と合流し、照ヶ崎海岸へ到着すると・・・

ざっぱーーーーん

　
　やってしまいました・・・。台風10号の影響で、めちゃめちゃ波が高くなっています。アオバトが海水を飲みにやってくる岩場も、ほぼ波で見えません。先発隊として、特派員のＨさんが先に来ていたのですが、「アオバトは降りていない」とのこと。写真は撮り忘れたのですが、波に飲まれたのかずぶ濡れになったオスのアオバト１羽が、砂浜にうずくまっていました。なかなかハードな状況です・・・。
　さて、どうしよう・・・。と冷や汗がでましたが、アオバトはまったくいない訳ではなく、時々飛んできては、岩場に降りられずに戻っていきます。天気も悪くはなかったので、これはこれで群れの観察はしやすかったかもしれません。頭上を飛んでくれると思いのほかアオバトの黄色と緑色が映えました。ですが、飛来の頻度は少ないので、その合間に近くにいるイソヒヨドリやウミネコを観察したり、遠くの小さく見えるオオミズナギドリを観察していました。岩場に波がかぶりまくりだったので、ひそかに狙っていたシギの仲間は観られませんでした。
下から見上げる形のアオバト　青空に白いお腹も映えます
多い時には50羽ほどの群れで飛んでくれました
イソヒヨドリ♂　近くの電柱や電線でちょろちょろしてくれ、アオバト待ちの方の目を楽しませてくれていました
近くの電灯にずっととまっていたウミネコ
　想定よりはアオバトの飛来回数は少なく、ちょっと不完全燃焼な初講座となってしまいましたが、最後の最後に岩場に降りたアオバトが見られたので、ひとまずはこれで良しとしたいと思います。
解散の直前にようやく岩場に降りてくれたアオバトたち　空気を読んでくれてます（笑）
　で、最後は「めしや」さんの刺身定食で〆、と行きたかったのですが、ちょっと粘ったために売り切れでした。仕方がないので、今日はホウボウの煮つけにしました。初ホウボウでしたが、なかなか美味しかったです（期待していた大きなひれがついていなかったのは残念でした。まあ、大きくて邪魔になるでしょうが）。　次回は26日（土）に、埼玉の天覧山でタカの渡りを見る予定です。少人数のため、ほぼ埋まっているようですが、気になる方は風の旅行社さんのウェブサイトまで。（忠）
ホウボウの煮つけですが、お刺身とサバのから揚げがついてきます

ホウボウは細長く、あまり身がついていないように見えますが、意外と食べるところがありました。
特派員Ｈさんから写真をいただきました。新しいレンズを購入されたそうで、羨ましいです。
飛ぶ群れを正面から！
大波にもめげず飛来しています
何とか岩に降りようとしている勇気あるアオバト