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特派員Mさんから ウロハゼの産卵・孵化

 中村です。
 本日2度目の投稿です(日付は変わりましたが・・・)。
 子ども未来館でお知り合いになったMさんからある情報をいただいたので、勝手に特派員になっていただきました。
 ある情報とは、Mさん宅で飼育しているウロハゼが産卵したとのこと!下の写真で、ウロハゼの頭上の石についている粒々が卵のようです。

特派員Mさんから ウロハゼの産卵・孵化_c0403273_23450208.jpg

 メールで取材したところ、今年の8月に新左近川親水公園でつり上げた個体だそうです。汽水の魚なのでどうやって飼育しているかお聞きしたところ、新左近川や臨海公園で水を汲んで、週2回水替えしているとのこと!これだけでも偉いのですが、餌も売っているものだけでなく、同じ場所で取っているそうです。生きものを飼うには、これらの手間を人間がやらなくてはならないのですが、きちんとやっているから産卵してくれたのかもしれませんね。私も干潟で見つけた魚を飼育してみたいのですが、性格的に難しそうですし、毎日のルーチンとなった柴犬の世話でもう手一杯です。
 写真のウロハゼの夫婦は、一緒に飼っているクロダイ(チヌ)やテナガエビから苦労して卵を守っていたようですが、次の日に孵化したとの知らせが入ってきました!1日で孵化したとは考えにくいので、おそらく両親が産卵をうまく隠していて、気づきにくかったのだと思います。Mさんによると、稚魚の一部は食べられないように隔離されたようです。

特派員Mさんから ウロハゼの産卵・孵化_c0403273_23553019.jpg
中心に目が2つ見える稚魚がいるのが分かりますか?

 先ほども書きましたが、飼育することは大変ですが、それだけ発見があるのだとも思います。以前、仕事で知り合った魚を専門にする方で、「鳥は観るだけで捕まえないけれど、いろいろ分かるものですか?」と聞かれ、正直痛いところを突かれたとへこみました。もちろん捕まえずに、しっかり地道に観察を続けつことで様々なことが分かるのですが、飼育しているからこそ分かることも多いでしょう。実際、動物園などで保護された個体から分かることも多いようです。
 これからも謙虚に、柔らか頭で、新たな挑戦もしながら生きものと付き合っていきたいと思います。(忠)

by TokyoWildlife2020 | 2020-08-31 23:56 | 葛西・江戸川区 | Comments(0)

伊達と酔狂でフリーランスになったネイチャーガイド中村忠昌のブログです。地元東京(特にラムサール条約登録地・葛西海浜公園)で、日々見つけた野鳥を中心に昆虫や植物などのいきもを紹介します。時々お仕事の話も。   ※このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。


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