セッカの声@江戸川河川敷
2020年 07月 29日
浦安富士見地区の旧江戸川沿いには護岸工事を免れた葦原が数百メートルほど残っていて、毎年セッカが渡って来ていました。
しかし数年前、護岸工事が再開され、葦原は刈り取られ、河べりは鉄板と岩で覆われて、それ以降セッカの声を聞かなくなりました。
臨海公園のようにまとまった緑地であれば、「貴重な自然、保護しよう」となるのですが、このような小さな葦原は人間からしたら役に立たない雑草の茂った土地に過ぎず、そこを貴重な住処としている生き物のことなど顧みず、アセスメントも行わずに簡単に改変されてしまうことが残念でなりません。
セッカが減って来たのは妙典のような大規模な湿地が失われたこともあると思いますが、同時に川沿いに点在していたちょっとした葦原が安易に潰されていったことの積み重ねにもよるのではないかと想像しています…。
コメントありがとうございます!こんな地味な記事に反応してくださる方がいるなんて感激です!
まさにおっしゃる通りで、なんでもなく見えてしまう環境に暮らしている生きものもいるのですが、その価値を伝えるのがなかなか難しいんですよね。江戸川区の生物多様性地域戦略でもあれば、そこでぜひ注目してほしい種にあたると思いますが・・・。
しかもセッカは葛西臨海公園でも繁殖はしておらず、23区内では繁殖している場所は少ないのと、おそらく河川敷で保全エリアになっていないのでは?と思っています。
これからも注目していきたいので、情報交換をさせていただければ幸いです。(忠)

