人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ネパールの鳥たち 猛禽類その2(クロハゲワシとエジプトハゲワシ)

 中村です。
 今日は雨の中、西なぎさの底生生物調査のボランティアにいってきました。もちろん全身ずぶぬれになりました(笑)。そしてうれしい情報として、未確認ですが、コアジサシが1羽西なぎさの砂浜に下りていたそうです。なんとか明日見に行きたいと思います。

 さて、少し時間が空いてしまいましたが、またネパールネタです。風の旅行社さんと秋にツアーを、と考えていたのですが、まだまだかなり厳しそうです・・・。もうしばらくは昔の写真でのお話になります。前回にお知らせした通り、また猛禽類を取り上げたいと思います。
 今回はクロハゲワシとエジプトハゲワシです。
 クロハゲワシは日本にも時折迷ってやってきてはバードウォッチャーの間で大騒ぎになる鳥です。非常に大型のワシで翼を広げると大型のものは3m近くになるとのこと。オオワシよりもさらにでかいのです!出不精の私はもちろん日本では見たことがなく、いつかは観てみたい鳥の一つでした。
 ネパールでの出会いは突然でした。「はなのいえ」というポカラ郊外のエコビレッジからの帰り道、河原に大きなワシが下りていて、それがクロハゲワシでした。川の中に死んだ牛が横たわり、それを食べにやったようです。乾燥した河原が白く、それと対比して黒い体が印象的でした。図鑑には「mainly an uncommon winter visiter 」とあり、特に自然公園でもないところで見られたことに驚きました。これは現地ガイドの方の普段のリサーチと、常に光る観察眼のおかげだと思います。

ネパールの鳥たち 猛禽類その2(クロハゲワシとエジプトハゲワシ)_c0403273_21465252.jpg

ネパールの鳥たち 猛禽類その2(クロハゲワシとエジプトハゲワシ)_c0403273_21485256.jpg

 エジプトハゲワシは、全身白く、顔が黄色という他に似た猛禽類がいない、変わった姿をしています。また、子供の頃見た動物番組では岩を嘴で持ちあげ、ダチョウの卵の殻を割って食べる行動をみた覚えがあります。名前に「エジプト」とついていますが、アフリカ各地を20回以上訪れている私の恩師も見たことがなかったそうで、ネパールツアーで初めて観察できとても喜んでいました。観察した場所ですが、ポカラという人口ではネパール第2の都市の上空や「はなのいえ」の周辺です。ポカラでは、まるで日本のトビのように街中を飛んでいて、ちょっと有難味が少なく感じてしまいますが、一度は観ていただきいたい鳥です。
ネパールの鳥たち 猛禽類その2(クロハゲワシとエジプトハゲワシ)_c0403273_22041603.jpg
ポカラの風の旅行社の支店の上空を飛んでしました(2012年3月)

ネパールの鳥たち 猛禽類その2(クロハゲワシとエジプトハゲワシ)_c0403273_21525722.jpg

ネパールの鳥たち 猛禽類その2(クロハゲワシとエジプトハゲワシ)_c0403273_21513888.jpg
上の2枚は「はなのいえ」周辺でみられたエジプトハゲワシ 
上:2012年3月 下:2014年3月

 先ほど紹介した「はなのいえ」は風の旅行社の提携リゾートですが、そのさらに標高の高いところに「つきのいえ」という直営ロッジもあるそうです。現地ガイドさんによると、冬にはヒゲワシも見られることがあるとのこと!猛禽類好きの私としてはいつかは見に行きたいと思っています。(忠)

by TokyoWildlife2020 | 2020-06-11 19:50 | 国内・国外 | Comments(0)

伊達と酔狂でフリーランスになったネイチャーガイド中村忠昌のブログです。地元東京(特にラムサール条約登録地・葛西海浜公園)で、日々見つけた野鳥を中心に昆虫や植物などのいきもを紹介します。時々お仕事の話も。   ※このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。


by TokyoWildlife2020
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30